引き寄せ、頑張ってたのに自分を責め続けた話

叶わなければ「波動が低い」のせい。引き寄せ=自己否定のループに気づくまで、3年かかった。引き寄せに疲れた人へ。

引き寄せ、頑張ってたのに自分を責め続けた話

引き寄せって、「自分を信じよう」って言葉がすごく多い。なのになぜか、やればやるほど自信がなくなっていく感覚があった。

最初はそれに気づかなかった。気づいたのは、3年目に入ってから。

叶わないたびに「自分のせい」にする仕組み

願いが叶わないとき、コミュニティで返ってくる言葉は大体こう。「まだ信じきれてないんじゃないかな」「感情の波動が低いときに願うと逆効果」「手放せてないから引き寄せられない」。

一見やさしい言葉なんだけど、全部「あなたが足りない」って意味なんですよね。それを毎回受け取ってたら、どうなるか。誰かに直接責められてるわけじゃないから、受け取った傷が見えにくい。でも積み重なってた。

「信じ方が足りない」「手放し方が足りない」「感謝が足りない」。引き寄せの世界では、うまくいかないことの原因は基本的に自分の内側にある、という前提で動いてる。その構造の中に長くいると、何かうまくいかないたびに、まず自分を疑う癖がつく。

引き寄せと自己否定がセットになっていく、その入口ってこのあたりだったと思う。

その言葉、何十回かけられたかわからない

妊活がうまくいかない時期、コミュニティで相談したことがある。「赤ちゃんが来たくない波動を出してるのかもしれない」と言われた。一瞬、言葉に詰まった。そうか、私の波動のせいか、と思った。そして、どうやって波動を上げればいいかをまた調べ始めた。それが当時の私の反応で、その時点では「おかしい」とも思わなかった。

それでも、当時はこれが正しいと思ってた。

今振り返ると、あの瞬間が一番しんどかった。傷ついた気持ちを「波動が低い証拠」として処理して、また作業に戻る。ケアじゃなくて作業になってた。

スピリチュアルや引き寄せに疲れたと感じ始めている人に「あの言葉のせい」と言える場面が、一度はあるんじゃないかと思う。私にとってはそれだった。

思い当たる言葉、ありませんか。

行動量は多かったのに、なぜか「やれてない感」

当時の私、ちゃんとやってたんです。毎朝のアファメーション、週3のビジョンボード確認、感謝日記、瞑想。普通に考えたら十分すぎる量。でも結果が出ないと、その努力は「波動が乗ってなかった」「義務感でやってたから意味がない」で全部上書きされる。

どんな努力も「質が足りなかった」に変換できる構造は、かなり強力だと思う。疑い始めたらそれ自体を「信頼不足」と説明できるし、疲れたら「手放しのサイン」にされる。反証が、原理的に存在しない。

しかも、その「質」は自分では確認できない。「感じてみてわかるもの」とされていたから、外から見て「ちゃんとやってる」かどうかを判断する基準が、どこにもなかった。どれだけやっても「足りていない可能性」が消えない状態で、何年も走り続けていた。

引き寄せ=自責のループにはまっていたと気づいたのは、この構造を言葉にしてからだった。

これ、過去の話に見えるかもしれないけど、今まさに同じループにいる人も多いと思う。

「疲れてる」と言えない空気

引き寄せのコミュニティで「疲れた」と言うと、だいたい「それは手放しのサイン」「宇宙があなたを次のステージに押し上げようとしてる」という言葉が返ってくる。

疲れた、という感情がそのまま受け取ってもらえない場所だった。ネガティブな感情は「波動が下がってるサイン」とされるから、引き寄せに疲れたと言えば言うほど、自分の状態が悪いことを認めているような気になる。

そうするとどうなるか。疲れてても「疲れてない」と自分に言い聞かせ始める。自己否定の否定を、また自分でやる。これが引き寄せ=自責ループの正体だったと、今は思う。

「疲れた」という言葉を飲み込んだこと、覚えはありませんか。

「自責ループ」に気づいたきっかけ

転機は、職場の後輩が仕事で成果を出したとき。彼女は引き寄せとか全然知らなくて、ただ案件に向き合って、改善して、結果を出してた。

私はその様子を見て、なんか口が開かなかった。波動とか関係なく、行動と結果が繋がってる人がそこにいた。それを見たとき、初めて「自分はどこを見ていたんだろう」と思った。

それが正解かどうかは、正直まだわからなかった。でも、自分のやってることとの差が、妙にくっきりして見えた。引き寄せに費やしてたエネルギーを、全部そっちに使ったらどうなるだろう、と初めて思った。

引き寄せの自己否定に疲れたとき、私が最初に感じたのはそういう「あれ?」という静かな違和感だった。大きな否定じゃなかった。

次に読む

この感覚に覚えがあるなら、次の話も他人事じゃないかもしれません。叶わないたびに「解釈」で説明される、あの後付けの感じ。ずっとモヤモヤしてたけど言葉にできなかった違和感を、次の記事で少し整理しました。

「それって後付けじゃない?」と思い始めた話

このブログを書いている人

引き寄せを3年ほど試して、やめました。アファメーション、瞑想、ビジョンボードなど、一通りやっています。うまくいった感覚も、うまくいかなかった時期も両方経験しました。

今は「仮説→行動→記録」で、現実がどう変わるかを見ています。このブログは、その記録です。

もう少し詳しく →

次にどうするか

ここまで読んで、もし何か試してみようかなと思ったら、トップページに戻ってみてください。

今の状態に合わせて、無理なくできそうなことを選べます。

トップに戻る
一覧に戻る